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聖霊によって進もうではありませんか

2022年6月5日(日)

今日はペンテコステです。約2000年前のこの日、弟子たちは聖霊に満たされ、イエス様の福音を語り、信じる者が起こされ、教会が誕生しました。聖霊の働きはこの時だけでなく、今も続いています。6月5日(日)の礼拝はガラテヤ人への手紙5.16-26から「聖霊によって進もうではありませんか」と題してメッセージです。

肉のわざ

 今日の箇所では御霊によって生きることと御霊でないものによって生きることが対照的に描かれています。御霊ではないものは肉と呼ばれ、性的な、宗教的な様々の罪のリストが記されています。似た表現がコリント人への手紙にもありました。そこでは分裂分派を起こしている人に向かって、パウロは肉の人、ただの人と言っています。このガラテヤ人への手紙もよく見ると、人との関係における罪が一番長くリストアップされています。もし私たちの間に敵意や争い、憤りがあるのなら、それは肉の人だということです。

御霊の実

 パウロはこの肉のわざを望まないのであれば、御霊によって歩むように教えています。御霊には色々な呼び名(働き)があります。御霊が私たちに与えるものは、「愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制」です。この実はそれぞれバラバラではなく御霊の実の色々な面を表しています。そしてこれはあくまでも御霊が実らせる実であるということです。これらはまさにイエス様のご性質で、それはイエスの御霊によって与えられるのです。

御霊によって生きているのなら、御霊によって進もう

 御霊によって生きるとは、イエス様を信じる私たちの内に聖霊が働いておられることを信じることです。自分の感覚ではなく御言葉によって信じるのです。御霊によって進むとは、意識的な行為です。私の思いを御霊に合わせることです。この進むという言葉には軍隊が整列して進む言葉が使われています。御霊と私がピッタリ揃って進むイメージです。これも私の思い、時ではなくて、聖霊に合わせていくのです。聖霊は助け主で、いつでも私たちを助けてくださいます。肉のわざは自分も人をも苦しませます。私たちを苦しみから解放するために、聖霊が与えられました。感謝して聖霊の言葉=御言葉に聴きましょう。

6月12日(日)の礼拝は、出エジプト記1:1-2.10から「モーセ誕生の背景」と題してメッセージです。


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