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神様の名前を知っている

2022年8月7日(日)

聖書を読むと、神様にも名前があることが分かります。神様は神ですから誰かに造られたわけでも誰かからお生まれになったわけでもないので、誰かが名付けたというのではありません。神様はご自分で名乗られます。そしてその名前には、ご自分はこういう者であるという意味が込められています。神様の名前と意味とは何でしょうか。8月7日(日)の礼拝は出エジプト記3.13-22から「神様の名前を知っている」と題してメッセージです。

名前を問うモーセ

 神様に「わたしの民、イスラエルの子らをエジプトから導き出せ」と言われたモーセですが、イスラエルの人々はそれを信じるのか、ついて来てくれるのか、本当にそんなことができるのか、導き出せと言われるあなたは一体どんな方なのか、この答えを求めて神様に名前を問います。神様の名前を聞くということは、神様がどんな存在であるか、どんなことをなさるのかを聞くことでもありました。

名前を明かされる神様

 神様は「わたしは『わたしはある』という者である」と答えられました。これは神様が意志もって行動し、それを実現するという意味があります。ここでの神様の意志とは、イスラエルの人々と共にいて、働き、イスラエルの人々をエジプトから解放し導き出すというものでした。神様は、ご自分があなたがたと共にいて、働き、導くという名前の神だと答えられたのです。

さらに「あなたがたの父祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、主」という名前も明かされました。アブラハム、イサク、ヤコブと契約を結びそれを果たす神であると教えられたのです。

名前の通りの神様

 神様はこの後、ファラオに語る言葉やその反応、そしてエジプトに起こることを告げられます。ファラオは簡単には去らせないが、神様は手を伸ばし最終的にはエジプトから手ぶらで出て行くことはないと約束されます。モーセはファラオとのやり取りを通して神様の名前が真実であることを知っていくのです。

あなたと共にいて、あなたのために働き、あなたを導き、あなたとの約束を守るという名前をもった神様を私たちは礼拝しています。主に信頼しましょう。

8月14日(日)の礼拝は、出エジプト4.1-17から「神様はこう働かれる」と題してメッセージです。


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