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御子とは?

2023年2月19日(日)

教会でのお話やクリスチャンの祈りや会話の中には「感謝」という言葉がよく出てきます。パウロはコロサイの教会の人たちに対して、4つのことを祈りましたが、最後の祈りが「…御父に、喜びをもって感謝をささげることができますように」というものでした。コロサイのクリスチャンが神様に感謝をささげ続けられるようにと祈ったのです。ではパウロは一体何に感謝するよう教えているのでしょうか。2月13日(日)の礼拝はコロサイ人への手紙1.9-20から「御子とは?」と題してメッセージです。

暗やみの力から御子のご支配の中に

 神様に感謝をささげる理由、それは私たちを暗やみの力から救い出して、御子のご支配の中に置いてくださり、聖徒の相続分にあずかる資格を与えてくださったからです。暗やみの力とは、神様に敵対する力を指しますが、人の目や言葉、こうでなければならないという思い込みも、私たちを支配する十分な力になります。しかしイエス様との出会いによってそれらは私たちを支配しなくなりました。それが第一ではなくなったのです。なぜならこんな私をも愛する神を知ったからです。もし何も感謝が思い浮かばなくても、このことだけでも神様に感謝をささげ続けるのです。

御子とは?

 では私たちがそのご支配に入れられた御子とはどういう方なのでしょう。「御子は…すべての造られたものより先に生まれた」とは、御子も造られた者ということなのでしょうか。答えはノーです。パウロは、御子がこの世界を創造されたこと、すべてのものはこの御子のために造られたと説明します。御子は造られたのではなく、すべてのものの先からおられ、造られたのです。そして私たちは。このすべてのものを創造されたお方のご支配に入れられたのです!また、御子は全世界を創造されただけではなく、教会のかしらであるとも教えました。これは教会がイエス様と生き生きとした関係を持っていることを表しています。御子には神様が完全な形で宿っているので和解の働きをなすことができました。

今日は午後から教会総会がありますが、教会のかしらがイエス様であることをおぼえ、一つ一つの議事を進めていきたいと思います。また、私たちはこの世界万物を創造された偉大な御子のご支配に入れられました。このイエス様を信じ、礼拝し、賛美し、御子を与えてくださった父に感謝をささげ続けます。

2月26日(日)の礼拝は、コロサイ人への手紙1.21-23から「信仰にとどまる」と題してメッセージです。


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