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子どもの日・花の日礼拝

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6月10日(金)は、天授ヶ岡幼稚園の子どもの日・花の日礼拝が、天授ヶ岡教会の礼拝堂で行われました。教会の礼拝堂へ入るのは初めてという子どもたちもいました。よく来て下さいました。

19世紀、アメリカの牧師が、子どもの信仰の養いと成長を願って、花を飾り礼拝を行ったのが子どもの日・花の日礼拝の始まりと言われます。

花には、小さい花、大きい花、たくさんで咲く花、一輪で咲く花、赤い花、白い花、黄いろい花、青い花、紫の花、いろんな色が混じった花、そしていろんな香りの花があります。違う大きさ、違うかたち、違う色、違う香り。でも、どれも素敵。どれも大好き。子どもたちも花を育てます。土を掘り、種を蒔き、そっと土をかぶせ、水を注ぐ。葉っぱが出てきた!茎が伸びてきた!!つぼみをつけた!!!花が咲いた!!!!子どもたちは大喜び。園庭を飛び回る生き物たちも大喜び。

子どもたちが花の成長を喜び、花を大切にするように、神様も子どもたち一人一人の存在を愛し、成長を喜び、大切にして下さっています。神様が一人一人をデザインし、命を与え、両親を通してこの世界に生み出されました。子どもたちはみな違います。その違いがその子なのです。その違いに優劣はありません。勝敗はありません。貴賤はありません。今までできなかったことができるようになることもあります。喜ばしいことです。でもできなかったとしても、失敗しても神様の愛は変わりません。時には誰かとけんかしたり、痛い思いをしたり、悲しい思いをしたり、怒ったりもするでしょう。しかしそれも含めて「わたしはあなたが大好きだよ」とまなざしを向け続けておられます。その子がその子らしく成長できるように、日々の恵みを注ぎ続けておられるのです。

だから、神様の愛を知り、私たちに必要な恵みを受け取るには、またその恵みを分かち合うには、神様に向いて、聞いて、従う。従うとは強制ではありません。自発的行為。私たちは常に誰かに向いて、聞いて、従って(真似て)、成長してきたはず。草花がいつも太陽の光を浴びるように、まずは、いつも、神様に向いて、聞いて、従って、神様の愛と恵みを浴びることにいたしましょう。

「荒野と、かわいた地とは楽しみ、さばくは喜びて花咲き、さふらんのように、さかんに花咲き、かつ喜び楽しみ、かつ歌う。」イザヤ書第35章1-2節

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