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行くべき道を照らされる神

2023年1月15日(日)

今日はホーア先生、八重先生の記念礼拝となっています。天授ヶ岡教会はお二人の先生方の篤い祈りと尊いお働きによって建て上げられました。1月15日(日)の礼拝はネヘミヤ記9.1-15から「行くべき道を照らされる神」と題してメッセージです。

歴史を振り返る

 このネヘミヤ記は、ネヘミヤがペルシャの首都スサで王の献酌官として仕えていたときに、ユダヤ人数人とハナニから「ユダヤ人たちが大きな困難と恥辱の中にある。エルサレムの城壁は崩され、門は火で焼き払われたまま」であるという話を聞いて、嘆き悲しみ、天の神の前に断食して祈ったことから話が始まります。ネヘミヤは王の許可を得てエルサレムに行き、52日間かけて城壁を作り上げました。完成した城壁を前に祈ったことが9章に記されています。神様への賛美と、神様がイスラエルのためにしてくださったことを告白しています。

イスラエルの人たちはこうして主がこれまでにしてくださったことを後の世代に語り続けてきました。信仰者は、神様がこれまで何をしてくださったのかを共有し、後の世代に伝えていきます。

行くべき道を照らされる神

 地図も持たないイスラエルの民の行くべき道を照らされた神様は、この天授ヶ岡教会の行くべき道をも照らしてくださいました。ホーア先生と八重先生は、1947年にこの天授ヶ岡に住まいを移され、1948年に教会堂建設が始まりました。このときにはすでに受洗者も10名以上与えられ、主の働きがなされていきました。その後も天授ヶ岡幼稚園とともにイエス様の福音を伝え続け、会堂もさらに立て替えられ現在に至っています。

進むため

 行くべき道を照らされた神様は、イスラエルの人たちに昼は雲の柱の中にあって、夜は火の柱の中にあって導かれました。この言葉は出エジプト記に出てきますが、それは昼も夜も進むためであった、と書かれています。そして神様は決してイスラエルから離れることはありませんでした。これまでを導かれた主が、これからも私たちとともにいてくださいます。行くべき道は主がこれからも照らし続けてくださいます。

1月22日(日)の礼拝は、出エジプト記11.1-10から「身代わりの犠牲」と題してメッセージです。


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