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クリスマス祝賀会

12月21日(水)は天授ヶ岡幼稚園のクリスマス祝賀会でした。

夕方からスタート。

キッズクワイヤが登場したり、

それぞれのクラスの歌があったり、

聖誕劇が行われたり。

ご家族の方々も、卒園したお兄さんやお姉さんも、たくさん見に来ておられました。素敵な歌や劇をありがとう。とても楽しいひとときでした。私もメッセージさせていただきました。

マタイによる福音書第2章10節「彼らはその星を見て、非常な喜びにあふれた」。

私は田んぼや畑に囲まれた教会で仕事をしていたことがあります。「村の小さい教会」という歌がありますが、そこは「村の大きな教会」でした。そのとき私には6人の子どもがいました。そこへ7人目が生まれようとしていました。家族みんなで赤ちゃんの誕生を迎えます。お母さんのお腹から出てくる赤ちゃんを私が受け取り、長女がへその緒を切ってくれました。「やったぁ!お誕生おめでとう!」みんな拍手喝采大喜び。しばらくしてお母さんと赤ちゃんが家に帰ってきました。すると地域の小学生のお兄さんお姉さんたちが赤ちゃんに会いにきてくれました。赤ちゃんが大きくなるにつれ、ベビーカーを押してくれたり、抱っこしてくれたり、おんぶしてくれたり、遊んでくれました。日曜日にはおじいさんおばあさんたちが礼拝にきて、「わしにも抱かせておくれ」「わたしにも触らせてほしい」とかわいがってくれました。「癒やされるぅ!」「元気もらったぁ!」と喜んで帰って行かれました。

赤ちゃんはいてくれるだけでみんな嬉しくなります。ずっと見ていたいし、触っていたいし、何かしてあげたくなる。何かしてあげたらこっちが元気になる。不思議な力。それは赤ちゃんの命が小さな体からあふれているから。今日はクリスマス祝賀会。赤ちゃんイエス様がほぎゃぁ!ほぎゃぁ!ほぎゃぁ!遠い東の国の偉い博士たちが、王様としてお生まれになったイエス様に会いたい!と、星を頼りにやってきました。その時の王様はヘロデ。すごいお金持ちでした。すごいお城に住んでいました。ほしいものは何でもありました。でも怖い王様でした。周りの人はみんなビクビクブルブルガクガク。かたやイエス様は田舎の小さな村の家畜小屋で生まれました。博士たちは怖いヘロデ王様ではなく、赤ちゃんイエス様に会えて大喜び。イエス様こそみんなに大きな喜びと永遠の命を与える、とても身近な、本物の王様だったからです。命あふれるイエス様。命をあふれるばかりに与えてくださるイエス様。イエス様こそ、みんなのための王様、救い主だと覚えておいてください。

 


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